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株式会社と会社の分類(3)

株式会社と会社の分類(3)

先に述べた無限責任、有限責任という観点で会社を見たとき、会社はどのように分類されるでしょうか。

具体的には3つに分類されることがわかるでしょうか。

出資者全員が無限責任を負うという会社、出資者全員が有限責任を負う会社、両者を折衷したタイプの会社の3つです。

この3つがそれぞれ、合名会社、株式会社、合資会社ということになります。

先に述べた例で言えば、AさんとBさんがふたりで700万円の負債を返済しなければならないのが合名会社、AさんもBさんも各々100万円の出資分を諦めれば負債の返済を免れるのが株式会社、Aさんは出資額によらず700万円の負債を返済しなければならず、Bさんは出資した100万円さえ諦めればすむのが合資会社ということになります。

そして、実はもうひとつ皆さんがよく目にする有限会社という会社があります。

有限会社は出資者全員が有限責任で株式会社と似ているのですが、出資者総数などが限定されているため、いわば株式会社の小型版というタイプの会社です。

ですから、会社は、合名会社、株式会社、合資会社、有限会社の4つに分類されていました。

ところが、現在の会社法では有限会社が株式会社に一本化されることになり、有限会社という種類の会社は法律上ではなくなってしまったのです。

そのかわり合同会社という、出資者全員が有限責任である一方、出資者間で利益の分配を柔軟に行なえる、株式会社よりも柔軟性のある会社形態がつくられました。

ところで合名会社、合資会社、合同会社などという会社のことなど聞いたこともないという方もおられるのではないでしょうか。

それもそのはずです。

わが国では全会社のほぼ45%以上が株式会社、53%以上が有限会社なのです。

つまり両方で98%以上の会社が株式会社、または有限会社ということになります。

(平成16年 事業所・企業統計調査による)

因みに、平成16年で日本の会社の総数は1,530,386社もあります。

今さらの「株式会社」入門編では、株式会社についてわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください。

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