
株式会社の計算書類は、いわば会社が行なった実績に対する評価を行なうための書類です。
しかし株主にとっては、企業活動の結果が出てみたら、取り返しのつかないことになっていたというのでは非常に困ります。
そこで、取締役が普段行なっている業務のチェックも必要になるわけです。
そこで取締役や会計参与の職務を監視・監督する機関として監査役があります。
取締役に会計参与と監査役を加えたものは、総称して「役員」と呼ばれます。
監査役は、取締役に対して会計監査と業務監査のふたつの監査を行ないます。
さらに取締役と一緒に計算書類を作成する会計参与に対して、できあがった計算書類に対するチェックを行なう会計監査人というチェック機関もあります。
こうしたチェック機関は法律上、必ず置かねばならない場合や任意の場合がありますが、大事なことは、このような制度を用いて、株主の利益を法律で守ろうとしていることです。
幾重にも企業をチェックすることによって、企業活動をきちんとし、株主に利益をもたらすことが、社会において有益だとみなされているわけです。
株式会社は、出資者の出資金によって運営されています。
株式投資には、株式会社を健全に導く役割もあるということがいえるでしょう。
株式会社のしくみや、そのチェック体制については、少し複雑で難しく感じられる点もあるかもしれませんが、この社会を支えているもののひとつに、60万社以上の株式会社があるのです。
またあなたもまたいつか株式会社を設立することになるかもしれません。
企業は大きくなるにつれ、社会的責任も大きくなり、法律の規定を知らねばならないことが多くなります。
株式会社のあり方を自分とは関係のないことと認識せず、ぜひ、自分のいる社会の大事な構成メンバーとして認識するようにしましょう。
そのことがベースになって、自分が株式会社に働く、株式会社に投資する、株式会社に出資するといった様々な活動につながっていくことでしょう。
今さらの「株式会社」入門編では、株式会社についてわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください。
私たちが暮らしている社会には、株式会社をはじめ、たくさんの会社が存在します。 食品を扱う会社、自動車・・・・

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